住み家では、毎時家一棟分位のグリーン梁材を仕入れて天然乾燥材を作っています。
今回3年ほど前に松阪市場で購入した材を真田町に使う為木取ってみました。
オール赤身の杉材、乾燥しても反り曲りなどもなく既定の寸法を確保できました。
その含水率は(表面から30mmほどの位置を測定)11%台~26%台と平均値でも19%台と予想以上の乾燥をしました。
乾燥のむらは、木の性質によるものだと思われます。
やはり急激に育った木よりも生育の遅い目詰まりした木ほど乾燥に時間を要すると思われます。
杉の赤身材は、時間が経過しても一皮削ると色、質共に老化現象進行する事なく木肌を保っています。