ブログ
Blog
Blogブログ
その他
2016/03/06
葉枯らし
今日も奈良県宇陀市で磨き丸太の製造されている(森庄銘木)さんへお伺いした時の
内容です。
いろんなお話しをお聞きしましたので、良いお話は拡散しましょう。
森庄銘木さんさんは、創業は昭和2年だそうです。
長い創業の過程において、一時は磨き丸太の乾燥に熱機器を使った乾燥をしたそうです。
やはり一時期の流れに沿った製品作りですね。
そしてまた、最近では熱機器によつての乾燥は良くないと言う事で、天然乾燥にこだわって
いるそうです。
その天然乾燥と良質磨き丸太の製造で一番大事な事が、伐採にあるそうです。
9月末ごろから伐採に入り、3ヶ月ほど葉っぱを付けたまま山に放置します(葉枯らし)
この葉枯らしが重要だそうです。この葉枯らしの時期に約30%~40%ほど水分が抜けるそうで
その伐採の方向などによってもその数値がちがってくるそうです。
年が明けて山からの搬出は、ヘリコプターで一本一本吊って搬出だそうです。
今の時期皮むき、寒風さらしと製品作り最盛期です。
工場の皆さんもお忙しそうで、見物もしないで帰ることにしました。