考えてみよう
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2016/02/06

考えてみよう

大工とは!
大工職にとって一番の魅力は、手刻みでしょう。
それが、自分で刻んだ物でも、他人が刻んだ物でも。

特に古民家のように時代の過ぎ去ったものでも、その時代の大工さんの
仕事ぶりを感じ取れる訳で、

いつも思う事は、今の自分がこの時代に大工職をしていたらこの仕事を
どんな仕掛けで仕事したのだろうと!

そんな代表的な仕事仕口に遭遇しました。
次の写真2枚で紹介します。このブログを目にしたお方、考えてみてください
考えてみよう_c0228241_211316100.jpg

この家の大黒柱です。
300mm角ほどある6mはあろう立派な欅材です。

重さにすると約600㎏ほどはあるのではないでしょうか?
その、気になる仕口は、次の石場建の石との設置面です。
考えてみよう_c0228241_21212717.jpg

石場建の場合この様に石の形状に柱を削り合わせます。
えっ、普通じゃんと思う方正解です。。が。。

問題は、どういう作業工程で進めますかです。
柱小口面と石の隙間ができるとNGですから

何度も何度も石の面に削りあわせます。解り良く説明すると歯医者さんで噛み合わせの調整状態です。
現代だと、クレーン車など重量材などつり上げる事など簡単な作業ですが?

ここまで書けば何が言いたいかお分かりになると思いますので、ここまでにしますが、
どのような作業をするのか知っている方いらっしゃいましたら、よろしくです。

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