(写真は、解体後の材です)
この写真で見る細工は、ふすま、障子などのガイドとなる
鴨居を取り付ける為のものです。
開口3m以上ある場合鴨居をつり下げる吊り束の接合部位です。
こちらは、吊り束です。
吊り束の下部分がアリ加工となっています。
鴨居と接合する際に左右からシャチを打ち込み取り付けします。
現在の家造りでは、これほど手の込んだ仕事少なくなったと思います。
その理由は、単価と工期の問題となります。
このような仕事望めば、単価上昇となるわけですね。
家造りにおいて、敷居、鴨居は、釘など一本も使う事無く
しっかりと取り付け可能なんですよ。