乾燥材を考える
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2014/01/16

乾燥材を考える

今日は材についてのお話しです。
「住み家」では、基本天然乾燥材を使用しているために高温乾燥の材が手に入りませんでしたが、今回良い見本材が入手できましたのでupしてみます。
上の画像は、住み家で自然乾燥しています150角杉材です。
下の画像は、プレカット使用の高温乾燥材です。
ひび割れのちがいがおわかりになると思います
高温乾燥材は、皆様が目にする事のできない「内部割れ」を
起こしています。
このような材は、手刻みにはとても不向きな材なんです。
継ぎ手加工する際に一番重要な位置が空っぽなんです。
高温乾燥材は、このような大きな空洞が、内部で無数に走っています。
綺麗で丈夫に見える材でも中身がなければ、怖い事ですね。
家を建ててしまえば、お施主様はまず見ることの無い内部割れです。007.gif
これは、お国で定める乾燥基準の弊害と言えるものですね。



乾燥材を考える_c0228241_23535562.jpg
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