オール赤身の天然乾燥材作り
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今日の作業場には、朝早くから西川材、市場などから計３台の大型トラックが材の搬入で出入りした。
市場で以前に購入していた材の一部に天然乾燥材作りします梁材がとどいた。
１２０Ｘ１８０、２１０、２４０、込み材計２１本、なんとこの材オール赤身材なんです。
とても良い材です。
グリーン材ですが葉枯しした材なので、乾燥の進んだ材も有ります。
水分の多い材を外側に配置して、風通しを良くして桟積みします。
この夏、どれほど乾燥しますか楽しみです。
こんな良い材入収は、ラッキーとチャンスとタイミング、、、なんですょ
通常このような製材はいたしません、とても特殊な製品ですね。
この材白身部位が有りませんので、なが～く在庫として保管できるんです。

なぜ特殊なのか続きで、ながくなるけど、お勉強できますヨ




なぜ特殊かと言いますと、梁材を製材するには、丸太材の直径寸法によって
最大とれる梁背（辺材込み）となります。
なぜ辺材（白身）をカットしたのか？
梁材で白身が有る無しで、優劣は語れません、梁、桁共に使用箇所によって
それぞれ材が生きて来ます。
住み家で、いつも言ってます事に（雨がかりに白身は使用しないが良い）
白身は、ダメと言っている訳では有りません。
白身も活躍の場所たくさん有るんです。
Ｅ計数では、白身部位が優位なんです。
梁材などには、数値が上がる訳ですね。
白身部位には、湿気等による腐食菌が繁殖しやすい、それだけなんです。
室内の乾燥した場所での使用は、問題無しです。
木も、人と同じで、年を重ねる（赤身、心材）と抵抗力ができる。
子ども時分には（白身、辺材）いろんな菌をもらってくるどうっ、、、同じでしょ。
ちがう事は、人間はこどもでも抵抗力ができるが、白身材には抵抗力がないんです
腐食菌にとりつかれたら、為すがままとなります。
これこそが、建築に携わるすべての人が知識として知らなくてはいけない事なんですね。
ながくなっちゃった。。