「東村山の家」進んでおりますが、
「住み家」で言う、「手刻み」とは、木造建築をただただ手で刻むと言うだけのものではありません。
手刻みにも、分けると二分するかと? 古来からの木組みによるものと、現代のプレカットのような金物に頼る手刻みです。
「東村山の家」は、この中間に位置するものでしょう。
継ぎ手の記録色々、今回は、三方差し引きほぞについて!
シャチ栓2+込み栓1使用の引きほぞ
この梁継ぎ手間に150角の通し柱があるわけです。
この接合は、金物に頼らず、シャチ栓、込み栓にての接合です。
このような手刻みの機会をいただきました方々に感謝です。